ドイツに負けない施設を日本に!

僕が所属していたシュトゥットガルト、マインツがあるドイツでは、スポーツという文化が深く根付いており、国民の生活に切っても切れない存在となっていました。
僕のプレーを観戦し、応援してくれるパワーは、もちろん熱狂的でインパクトがありますが、一方でドイツの国民は「見るスポーツ」だけでなく自らが行う「するスポーツ」にも大きな生きがいを感じています。
各地域に運動施設を有したスポーツクラブがあり、そこではお年寄りから子供まで、技術レベルも様々な人々が集まりスポーツを楽しんでいます。
単純に競技を楽しむだけでなく、そこに集まり地域の人々が会話を交わしコミュニケーションをとる場としての役割も果たしています。
スポーツには心も体も健康であり続ける力があると思っています。
今回このような場を、僕が理事及びアドバイザーを務めるSCDスポーツクラブの活動場所でもある湘南・茅ヶ崎にて出来ることを嬉しく思います。

子どもたちの可能性を広げたい!

SCD代表の宇野氏、SCDアドバイザーであり僕のパーソナルトレーナーでもある杉本氏とは、エスパルス時代から『プロ選手として将来を担う子どもたちにスポーツを通じて何が出来るのか?』を常々考え、話し合いを重ねてきました。
日本にもドイツに世界に負けない施設を作り、そこから世界を目指す子どもたちを育成したい!子どもたちの可能性を広げたい!
そんな想いが強く、この事業に携わる事を決めました。
僕の活動を通じて、多くの後輩Jリーガーやプロスポーツ選手が後に続いて欲しいと思っています。
ドイツに世界に負けない施設つくり、地域の人々が安心してスポーツを行うことが出来る、スポーツ文化の発展の第一歩となれればと思います。
その為にも自分の経験した事を次世代の子供達に伝え、それぞれの夢の実現に少しでも協力したいと思っています。

岡崎 慎司